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原発以外にも『・・ムラ』がある

 投稿者:無口なオヤジ  投稿日:2018年10月 1日(月)14時16分26秒
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  4か月程前から、依頼を受けて河川に長さ11mの橋を架ける業務(河川法の許可→橋の設計→
工事管理)をやっと終えたところです。この業務中に、西日本豪雨水害がありましたので何度も
自分の設計に間違いがなかったか見直しました。
さて、今回の水害で私が注目したのは、岡山県倉敷市真備町箭田地区の小田川流域の水害です。
計8か所で堤防が決壊し52人の死者を出しました。決壊した堤防は大正8年の築造以降、何度
もバックウォーター(逆流)が指摘されていましたが、国は「国土強靭化策で上流にダムを造っ
たから問題無い」と放置されてきました。実際には、ダムの放流により川の上流で時間流量が計
画値を超えたために発生した内水災害でした(人ではなくダムを守るために放流した)。
問題は『ダム』とは何ぞやということです。日本の法律では、ダムと堰堤の違いは堤体の高さが
15mを超えるか否かだけです(外国では貯水量の大小が一般的)。ところが、国の政策はダム
には補助金を出し堰堤には出さないのです。ダムの設計や工事は、一地方のコンサルタントやゼ
ネコンが束になっても無理です。設計書だけでも分厚いバインダー10冊位になりますから。
地方の小さな村や町でも、ダムの築造となると必ず中央の大手ゼネコン=国交省OBの天下り先し
か入札できません。つまり、水害をメシのタネにしている『河川ムラ』があるのですす。
改めて河川等に関わる技術屋として、罹災者にお悔やみとお見舞いを申し上げ、この種の人災を
無くすため、小さくとも声を上げてゆきたいと思います。         長文多謝(-_-;)




 
 
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