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何故、非正規社員が増えたか?

 投稿者:かつ  投稿日:2016年 6月 7日(火)10時03分18秒
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  この問題の本質は、世界に類を見ない、終身雇用制にあると思います。

そもそも、非正規雇用というか「契約社員」というのは、欧米ではデキル奴がもっと稼ぐための手段に他なりません。
いわゆる小泉改革の時に、工場労働者に対しても契約社員制度を認め、調整弁としての役割を持たせるようになった
わけですが、正規社員をクビにできないから、大量の契約社員で賄っているわけです。

現実には、中小企業では終身雇用なんて在って無きが如きものですし、大企業でも、あの手この手で調整しています。
終身雇用制は、経済がずっと右肩上がりで拡大していた時代にはマッチしていました。企業にとっては企業内スキル
を持った人材を長く留めることができて、また国にとっては、社会保障費を小さくすることができる、言わば究極の
小さな政府とすることが出来るからです。

こうして日本からは雇用流動性が失われ、このために同時にこれまた世界に類を見ない「新卒一括採用」という制度
ができて、この為に、一度、「一括採用」の最初のチャンスを失うと永遠に失われる事になってしまいました。

スイスやスウェーデンなどの民主社会主義国家ですら、雇用流動性は重大な指標として国会で討議されるというのに。

雇用流動性は、セイフティネットの拡充とペアになりますので、政府もやりたがらないです。
更に、雇用流動性のためには、日本で見られるように年齢制限をつけて労働者を募集するのも駄目です。
米国ですら、募集時に年齢制限、人種や性差による制限は全て違法です。

日本では、年を取ると大企業の募集がなくなるのは、無能と判ってもクビにできない終身雇用制の影響が大きいです。
 
 
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