teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:335/2584 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

既に

 投稿者:かつ  投稿日:2015年 4月19日(日)00時16分32秒
  通報 編集済
  ぺるけさんが書かれた通りですね、事の本質は。
すなわち、以前に大飯原発運転差止請求でもありましたが、これは憲法判断で
ある、ということです。

ここで誤解なきように、憲法判断とは何か、について書いておきます。

憲法というのは、政治家の判断とか法律とかが憲法に照らして問題あるか無いか
を問題にします。つまり、我々が守るべき法律ではなく、逆に政治家が我々の
一人一人に無理強いしないように、即ち全体としてではなく一個人を縛ったり
人生を奪ったりして、権力者が無制限に力を得ないようにするための楔です。

そしてもう一つ重要な点は、個人主義こそが全体主義に相対する概念だという
ことです。これもよく誤解されるのですが、民主主義の原則は多数決による、
過半数の意見集約ではなく、個人主義です。当然、日本の憲法もその前提です。

すなわち、誰かと誰かの都合のせめぎ合いとか、誰かが我慢する話ではなくて、
僅か一人であっても、その生存権までもが奪われる場合には、例え国民全体が
不利益となる可能性があっても、国家はその個人の生存権を守る義務を負います
よ、というのが、この判決の根底にあります。

そして、日本の憲法では、最終判断は最高裁です。政治家にジャッジする権利
はありませんし、国民投票でもありません。民主主義の原則の一つ、三権分立
というやつですが、ここに小さい穴がある、という話を、前回しました。

この判断を現在の憲法に捕われないという話でしたら、それはこの件をどの様
にするかという話ではなくて、現在の憲法の限界はどこなのか、という別の話
になります。憲法改正論議なら、この問題だけでは済まないでしょうね。
それは「日本という国家をどんな国するべきか」という問題ですから。

判る人には、裏板にも事情を少しばかり。
 
 
》記事一覧表示

新着順:335/2584 《前のページ | 次のページ》
/2584